入船在住 10代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
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入船在住 10代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
PDF版
インタビューを書き起こした記録です。
コンテンツ番号 UT00000049
説明・要約
【震災当日】
●授業開始すぐに大きな地震がきた!:授業が始まった直後に揺れが始まり、クラスのみんなは机の下にもぐりました。先生が外を見て「電柱が倒れそう!」って言ったので、みんな「えー!すげー!!」という感じでした。先生は教室のドアを開けたりしていて、揺れている間、僕たちはずっと机の下にいました。親のところに防災メールが届いていたみたいで、地震のあとお母さんたちがどんどん迎えに来て、お迎えがきた子から帰っていきました。地震から5、6分してから泣いている子もいましたね。同じマンションに住んでいる友だちのお母さんから「○○君のお母さんが来ていないなら、おばさんたちと一緒に帰る?」と言われて、家に帰りました。
●自宅には弟たちと祖母がいた:家までは歩いて5分くらいですが、道がぐちゃぐちゃでした。マンションのエレベーターが止まっていて、10階近くを階段で上がりました。家にはインフルエンザで学校を休んでいた弟と一番下の保育園の弟、千葉市から来ていたおばあちゃんがいました。みんないたので怖くはなっかたです。地震の瞬間のことをおばあちゃんに聞くと、「水槽の水が溢れて大変だった」と言ってました。母から電話があり「断水するかもしれないから、お鍋とかに水をいっぱいためて。それからお風呂も済ませておいて」と言われました。言われた通りに水をためてお風呂に入り、その後で水とガスが止まり、たしか電気は大丈夫だったと思います。結局、お父さんもお母さんもその日は帰ってこなくて。大きな余震がきてもすぐに逃げられるように、おばあちゃんと弟たちと4人でリビングに布団を敷いて寝ました。弟たちは余震の怖さで吐いたりしたって、祖母があとで言ってました。