入船在住 10代男性 震災体験談(震災発生翌日〜現在)
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入船在住 10代男性 震災体験談(震災発生翌日〜現在)
PDF版
インタビューを書き起こした記録です。
コンテンツ番号 UT00000050
説明・要約
【震災当日】
●お手伝いで給水所やスーパーに行った:隣のマンションのところに自衛隊の給水車が来ていて、僕は給水袋とか持って行きました。4、5回は行ったかな……初めて自衛隊を見て「すごいな」と思いましたね。近くのダイエーに水を買いに行った時には、ものすごい行列ができていて。水はひとり2本までと制限されていたので、家族みんなで買いに行ったこともありました。
●震災後、千葉市のおばあちゃんの家に:震災後はすぐに学校が休みになりました。理由はよく分かりませんが、震災後、家から外出禁止になって。また地震がきたら大変だという理由かもしれません。家で津波のニュースとかをテレビで見て、「あっちの方は大変だな、浦安の方はまだ被害が少なくて良かったなぁ」と思っていました。震災から1週間後には千葉市のおばあちゃんの家に兄弟3人で避難しました。そっちは水もガスも大丈夫だったので。あの頃は地域の少年サッカー団に所属していたんですが、いつも練習していた小学校の校庭が液状化で使えなくて、別の中学校で練習したこともありましたね。
●避難所の場所などを家族で決めた:震災後は、父がペットボトルの水を箱で買い置きしています。あと、カンパンを1缶くらい。震災の後、「もしまた大きな災害が起きたときは、どこどこの小学校に避難して」って父と話したこともありましたけど、今はあんまりそういう話をしなくなりました。