今川在住 10代女性 震災体験談(震災当日の出来事)
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今川在住 10代女性 震災体験談(震災当日の出来事)
PDF版
インタビューを書き起こした記録です。
コンテンツ番号 UT00000052
説明・要約
【震災当日】
●お手伝いで給水所やスーパーに行った:父は翌日の朝に会社から帰ってきて、その後は4人でずっとテレビを見ていました。土日はスーパーで水を買ったり、あと給水所にも行きましたが水がなくなっていて。マンションのまわりの泥かきもみんなでやりました。震災後は学校が休みになって、終業式もなかったと思います。ずっと自宅で震災関連のテレビを見ていたんですが、あの震災のちょっと前に海外で大きな地震があって、家や建物がたくさん倒壊しているのを見ていたんですね。それで、浦安にもっと大きな地震がきて、浦安もそうなっちゃったらどうしよう、みたいな事を考えていました。妹は緊急地震速報の音が鳴る度に「もう聞きたくない!」って泣いてました。
●お風呂やトイレ……そして放射能の問題:上水道は1週間半くらいで復旧したのですが、下水が4月上旬までずっとダメで。舞浜の方にある母の実家は上下水道が無事だったのでお風呂を借りました。あと、ディズニーの近くのホテルがお風呂を解放していて、そこも利用しました。舞浜の家は傾いてしまっていたようで、その後修理したと聞いています。マンションの下の仮設トイレはとても臭くて使えませんでした。自宅のトイレにビニールを張って、その上にオムツを置いて用を足していました。学校が始まったのが4月上旬。ずっとお友だちに会いたかったけど、放射能の事があったので親から「あまり外出しないように」と言われてました。
●避難のルールを家族で決めた:あれからうちでは水を蓄えるようになりました。避難ルールも決めましたが、私が都内の学校に通うようになったので、学校の近くの避難所を確認しています。5月からは父の職場が私の学校の隣駅になるので、とりあえず安心ですね。