市川市南行徳在住 50代女性 震災体験談(震災当日の出来事)
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市川市南行徳在住 50代女性 震災体験談(震災当日の出来事)
PDF版
インタビューを書き起こした記録です。
コンテンツ番号 UT00000047
説明・要約
●何が起きたか呆然としてしまったあのとき!:震災のあった日は、いつものように中央図書館の地下書庫で仕事をしていました。一瞬、何が起きたのか分からなくて……同僚が「逃げなきゃダメよ!」と声をかけてくれて、外に脱出しました。外に出ても揺れがひどかったので地面に這いつくばっていました。書庫内は揺れ出した直後から本が落ちてきました。
●仕事場がひどい有様ですぐに帰宅:揺れが収まって書庫に戻ると、机の上や床に蛍光灯の破片が散らばっていたんですね。もう仕事ができる状況ではなかったので自転車で帰りました。帰る途中にも余震があったので、揺れる度に自転車を降りながら。自宅近くまでくると車道の中央にあるマンホールから水があふれ出していましたね。水道管が壊れたのかな?と思いました。3時半から4時頃には帰宅しました。携帯がつながらなくて子どもたちにも電話できないし。私の実家が茨城のひたちなか市なので心配でしたが、実家にも電話がつながらなくて。
●帰宅しても余震におびえていた:自宅に着いたけど私ひとりだけだったから、余震が起きたときに近所の方と防災リュックを持って公園に逃げました。寒いから毛布を羽織って。阪神淡路大震災後に主人が三宮に単身赴任していて、震災後の爪痕を現地で見ていたんですね。だから防災リュックとかを家に常備するようにしていました。自宅のマンションは水が止まっていましたが、10Lくらいの大きい水のタンクを買っていたので、しばらくはそれを使いました。あとはお風呂に残っていた水を使いました。