「14歳からの哲学入門 −「今」を生きるためのテキスト−」
飲茶/著 二見書房 2015年
西洋哲学を“14歳でもわかる発想”のキーワードで紹介した入門書。合理主義からポスト構造主義までの、偉大な哲学者たちの発想の価値観について、読み手に問いを投げかける。「史上最悪のニヒリズムとは何だろうか?」「デカルトが行った存在証明とは?」等。哲学史が、前の時代の主義を「蹴り飛ばすことで進展してきた」ことが、わかるだろう。著者は「東北大学大学院卒業の会社経営者」としか経歴を公表していない謎の作家だが、東洋哲学を紹介した『史上最強の哲学入門』など、哲学入門書の著書がある。