児童文学には、主人公が様々な困難に直面しても、あきらめずに乗り越え、最後に幸せをつかむという物語がたくさんあります。
子どもたちは本を通して、追体験することで想像力を育ててきました。
この想像力こそが「生きる力」ではないでしょうか。
 現在、私たちは新型コロナウイルスという未知の感染症に対峙し、日々の暮らしや仕事に多くの変化が生じ、ストレスを抱えています。このよう時期であるからこそ、大人のみなさんに改めて児童書をおすすめしたいと思います。
 今回の展示では、図書館の児童分野の担当者がお薦めする日本と海外のロングセラーを中心とした作品と、映像化されて親しまれている作品を紹介します。また、児童文学のガイドブック等の展示も行います。
 この機会に、心が癒されたり、励まされたりするような素敵な作品に出会っていただけましたら幸いです。