浦安市立図書館

<雑貨>今昔

雑貨にも歴史あり。けれども、あまりにも身近なものだから、雑貨や日用品の歴史を意識する機会は少ないもの。ここでは、いつのまにか見かけなくなった懐かしの一品から、ながく使い続けられているもの、新しい雑貨などを紹介します。

『Made in Kyoto』

角田多佳子/編著 平凡社

時代を経ても色あせないもの。そんなずっとそばに置いておきたくなるものが京都にはたくさんあります。やさしい図柄の和文具や技の光る京指物の照明具、店に出かけて素敵なものと出会いたくなります。

画像:Made in Kyoto

『雑貨』

岡尾美代子/ほか監修 プチグラパブリッシング

「雑貨」とは何でしょう?この本は雑貨を知るためのポイントや、今知っておきたいキーワード別にわかりやすく解説された、そんな雑貨の教科書です。文化的視点の雑貨コラムと日本の雑貨年表が付いています。 

画像:雑貨

『ふろしきばあちゃん』かがくのとも2007.10月号

水上みのり/著 福音館書店

最近、風呂敷や手ぬぐいについての本がちょっとした人気となっていて、図書館でもよく貸し出されています。エコロジー、かつての生活習慣、和風のデザインといった事への関心の高まりが背景にあるのでしょう。本書は子ども向けの科学絵本で、主人公の少女と隣家のおばあさんとの交流を通じて風呂敷のいろいろな使い方、包み方が紹介されています。防寒のためにおばあさんが少女を包むラストが暖かくも楽しい一冊です。

画像:ふろしきばあちゃん

『我楽多じまん なごみの懐かし雑貨』

中野翠/著 祥伝社

気がついたら、なぜか集まってしまった雑貨。“身のまわりのもの”“身につけるもの”“役にたたないけれど好きなもの”の3章に分けて、高価ではなくても、自分を楽しませてくれる物たちとの付き合い方を紹介。

画像:我楽多じまん なごみの懐かし雑貨

『少女スタイル手帖』

宇山あゆみ/著 河出書房新社

こどものころ大好きだったぬいぐるみや、ぬりえ、きせかえ人形。いつのまにか忘れてしまった昭和30〜40年代の女の子の夢がよみがえる。

画像:少女スタイル手帖

『レトロなつかしダイアリー』

佐々木ルリ子/著 河出書房新社

懐かしくて、美しいものたち。牛乳瓶のふたや、マッチラベルのようないつのまにか消えてしまったものから、いまでも使われている、パッケージデザインまで。お金をかけずに、日常の中で、心豊かにしてくれる小さな雑貨を慈しむ本。

画像:レトロなつかしダイアリー

『暮らしのパッケージデザイン』

町田忍/著 エムディエヌコーポレーション

30余年をかけて集めた、食料品、日用品のパッケージやラベル、レッテルなどを項目分けし、年代順やメーカーごとにまとめた資料集。昭和レトロあり、大正ロマンありなど、当時の息づかいが感じられる1冊。 懐かしさとともに、優れたデザイン性があることにも気づかされます。


『夢のこども洋品店』

宇山あゆみ/著  河出書房新社

1960年代から1970年代の子供服や雑貨を載せたアルバム。レトロでキッチュなデザインのアイテムを見れば「かわいい!!」と声を上げずにはいられなくなる。誰もが少女だった「あのころ」の気持ちを思い出させてくれる1冊。


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