<雑貨>創造:職人からプロダクトデザインまで
身の回りにあるたくさんの雑貨には、それぞれの作り手がいます。現代の工業製品を手がけるプロダクトデザイナーやひとつひとつのモノを手作りする職人さんたち。さまざまなアイデアをかたちに変える彼らの世界を覗いてみませんか。
『デザインにひそむ〈美しさ〉の法則』
木全賢/著 ソフトバンククリエイティブ
世界中で使用されているあの“非常口マーク”は日本人が考案したものだった?!。工業デザインに関わってきた著者が身近な工業製品に使われているさまざまなデザインについて、具体的な例を取り上げながら目からウロコの解説しています。“日本的な美しさ”が日本を世界屈指の工業デザイン大国に押し上げたその法則とは?
『手作り雑貨ができました。』売ってみることのススメ
Hanikami/編・著 アスペクト
お店にはすてきな雑貨があふれています。でも、買って楽しむだけではなく自分で作ってみたい!作ったからには誰かに見てもらいたい!せっかくだからたくさんの人に使ってもらいたい!と思った時はこの本をどうぞ。雑貨アーティスト達へインタビューし、オンラインショップの作り方、お店の持ち方など具体的な事例を見ることができます。
『RE DESIGN 日常の21世紀』
竹尾/編 朝日新聞社
普段身の回りに品物ほどデザインを意識する機会は少ないもの。本書では「トイレット・ペーパー」、「ゴキブリホイホイ」、「ゆうパック」、「タクシー領収書」など、32の日用品のデザインについて著名なデザイナー、アート・ディレクター、建築家などが再考しています。各製品は初めに制作意図が述べられ、次に製品写真が紹介されています。
『モノからモノが生まれる』
ブルーノ・ムナーリ/著 萱野有美/訳 みすず書房
必要な機能を、シンプルに備えたものは美しい。機能を実現させるために、費用と作業時間をそぎ落とし、単純化させてみる。デザイナーで絵本作家でもある著者が、モノ造りの原点をみつめた創作論です。
『インダストリアルデザイナーになるには』
石川弘/著 ぺりかん社
心地よい雑貨にも、人目を引く雑貨にもそれぞれアイデアを膨らませ、形にしたデザイナーたちがいます。雑貨も工業製品の一種です。工業製品のデザインをするインダストリアルデザインとは何か、インダストリアルデザイナーの仕事は何か、どのようにすれば実用性・先見性と美的センスを兼ね備えたインダストリアルデザイナーになれるのかを紹介した本です。