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心をつかむ色・形―デザイン

 思わず「欲しい!」と思ってしまうようなデザインのパッケージ。美しい、かわいい、面白い…日々進化していくパッケージには、たくさんの知恵と工夫が凝らしてあります。消費者の心に残る、印象的なデザインとはどのようなものでしょうか?  
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心をつかむ色とデザイン 商品力・サービス力を磨くためのスキルアップ講座

松本英恵 日本能率協会マネジメントセンター 2012

 ファッションやデザインに通じた「カラー 」 の専門家である著者が、商品、サービス、ブランドづくりおよびその戦略のための、カラーデザインとカラーマーケティングの基本をわかりやすく解説。共感の時代である現代において求められる商品・ブランドは何であるのかを考えた うえ でデザインや色についての基礎を学ぶことによって、アピールする力、センスを磨く構成となっている。デザイン戦略を考えるための 参考になる入門書である。

画像:ヒット商品研究所へようこそ!

ヒット商品研究所へようこそ!

こうやまのりお/著 講談社 2011

 数あるヒット商品の中から「ガリガリ君」「瞬足」「青い鳥文庫」を写真を多用してわかりやすく解説している。どの商品もそれが大好きという人たちが買ってくれる人たちのことを考えて、企画・制作・デザイン・販売方法に様々な工夫をしていることがわかる。3つの商品に関わる人に共通していることは「ワクワクドキドキ」しながら働いているということだ。それは「生きている証」になるような仕事といえるのではないか。

画像:世界のショップバッグコレクション

世界のショップバッグコレクション

モンサ・パブリケーションズ/編 グラフィック社 2012

 世界中のショップバッグのデザイン集。いずれも世界有数のデザイナーによる作品である。買い物をした際に何気なく手に提げているショップバックだが、実はそのお店の広告媒体にもなっている。買い物をしたその人は言わば歩く広告塔というわけである。ショップバックには単に広告だけではなく、そのお店の企業イメージを表現し、メッセージを伝えるものにもなっている。人気のあるショップバッグはバッグ欲しさにそのお店に来る人もおり、集客にも一役かっている。

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