浦安市立図書館
   画像:現代に必要な文章作法

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ウェブでの<伝わる>文章の書き方

『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』

岡本真/著 講談社 2012 年

   「Yahoo!知恵袋」等の企画・設計を行った著者が、ウェブメディアの文章をいかに利用者に伝わるように書くか、具体例を基に解説しています。紙メディアの文章との大きな違いは、より目にとまり読みやすくしなければ、読んでもらえず言いたいことが伝えられなくなってしまうことではないか、と述べています。
   日本で有数のページビュー数があるサイトの企画・設計を行った著者ならではの説得力があります。

 『簡潔で心揺さぶる文章作法』

『簡潔で心揺さぶる文章作法』

島田雅彦/著 KADOKAWA 2018 年

   作家で芥川賞選考委員の著者が教授を務める、法政大学の「メディア表現ワークショップ」の講義を基にした SNS 時代の文章読本です。自己を表現することを目的に文章を書くための作法が、講義形式で学べます。
   読み進めていくと、どんな長編小説も短文からできている、音読されることを意識せよ、などの基本から、オーラをまとった文章の書き方まで、まさに本書のタイトルどおり、心を揺さぶる文章が書けるような気になります。

画像:怒りの葡萄

『心を操る文章術』

清水義範/著 新潮社 2014 年

   パスティーシュ(フランス語で「作風の模倣」の意味)小説の名手、清水義範によるユーモアたっぷりの文章読本。「笑わせる」「泣かせる」「怖がらせる」「怒らせる」「和ませる」文章の書き方を、気軽に楽しく学ぶことができます。
   エッセイのような読みやすさで、得意の文体模倣はもちろんのこと、様々な技法や心得を紹介しています。読者の感情だけではなく、著者を含めた書き手側の心理についても興味深い分析がなされています。

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