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『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』
岡本真/著 講談社 2012 年
  「Yahoo!知恵袋」等の企画・設計を行った著者が、ウェブメディアの文章をいかに利用者に伝わるように書くか、具体例を基に解説しています。紙メディアの文章との大きな違いは、より目にとまり読みやすくしなければ、読んでもらえず言いたいことが伝えられなくなってしまうことではないか、と述べています。
  日本で有数のページビュー数があるサイトの企画・設計を行った著者ならではの説得力があります。
『簡潔で心揺さぶる文章作法』
島田雅彦/著 KADOKAWA 2018 年
  作家で芥川賞選考委員の著者が教授を務める、法政大学の「メディア表現ワークショップ」の講義を基にした SNS 時代の文章読本です。自己を表現することを目的に文章を書くための作法が、講義形式で学べます。
  読み進めていくと、どんな長編小説も短文からできている、音読されることを意識せよ、などの基本から、オーラをまとった文章の書き方まで、まさに本書のタイトルどおり、心を揺さぶる文章が書けるような気になります。