浦安市立図書館

367〜369

画像:ルポ貧困大国アメリカ

368 『ルポ貧困大国アメリカ』

堤未果/著 岩波書店 2008

「現代アメリカでは、教育・医療制度から取りこぼされた人々の市場が存在し、貧困ビジネスが成立しています。貧困層の学生は学費免除や医療保険加入を餌に米軍へリクルートされ、経済的弱者は傭兵派遣会社により戦場へ送り込まれて「民営化された戦争」を支えています。本書は貧困層の人々の声を丁寧に拾い、中立の視点を失わずに大国の政策と市場の裏側を報告しています。続編に『ルポ貧困大国アメリカ2』『兜n困大国アメリカ』があります。

画像:インド 姿を消す娘たちを探して

368 『インド 姿を消す娘たちを探して』

ギーター・アラヴァムダン/著 つげ書房新社 2012

 インドでは、人口の男女比に著しい歪みが生じています。地方の貧しい家庭だけでなく、都会の教養ある家庭においても、女児は出生直後または出生前に命を絶たれるのです。多額のダウリー(結婚の際に女性側が用意する持参金)を恐れ、より多くの男児を望む家族の手によって。インド人女性ジャーナリストの丹念な取材により、自分の子宮さえ自由にならない女性たちの、声にならない叫びが浮かび上がります。

画像:母が重くてたまらない

367 『母が重くてたまらない』

信田さよ子/著 春秋社 2008

「私たちが死んだら墓守は頼んだよ」団塊世代を中心とした母親たちが、その娘たちに重圧を与え、苦しめています。カウンセラーとして多くの母娘問題に関わった著者が、「母親」とは何者なのかを徹底的に分析。実例をもとに、母親が子どもに尽くす自己犠牲的な態度が、根深い罪悪感を植え付けていると指摘します。母親と娘、そして父親、それぞれの立場を考慮したアドバイスなど、関係改善のためのヒントが得られます。

画像:希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン アイデアは地球を救う。

369 『希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン アイデアは地球を救う。』

電通ソーシャル・デザイン・エンジン/監修 ソーシャルデザイン会議実行委員会/編著 宣伝会議 2013

 ソーシャルデザインとは、自分の「気づき」や「疑問」を「社会をよくすること」に結びつけるアイデアや仕組みをデザインすることであり、様々な課題のある現代社会ではとても大切な視点といえます。この本では、誰もが持つことのできる「気づき」を、「詳しく知る」「仲間を増やす」などの7つのステップに分け、実行可能な仕組みにする手順を説明しています。企業や個人による実例も多数挙げられており、身近な問題として取り組むきっかけを作ってくれます。

画像:地震と独身

369 『地震と独身』

酒井順子 新潮社 2014

 東日本大震災以来「絆」という言葉をよく耳にします。メディアも家族の大切さや繋がりの重要性を伝えてきました。しかし震災から一年後の報道を見た著者は、独身の人達はどうしていたのかと疑問に思い、被災した独身者を訪ねインタビューを重ねます。彼らは非常事態の中、何を考え行動していたのか。独身者にも繋がりはあったし、彼らにしかできないことがたくさんありました。報道されなかった被災地の一面を垣間見ることができます。

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