浦安市立図書館

写真集編

悠久の時を旅する

『悠久の時を旅する』

星野道夫/著 クレヴィス 2012

手つかずの大自然に魅せられて人生の大半を旅の中で過ごした、「探検家 星野道夫」。本書は彼の未発表を含む写真229点とエッセイ32編を収録している。厳しい自然の中で生きる野生動物の姿、人間たちの表情、どの写真からも生命への深い愛情が感じられ、飾らない言葉でつづった文章も彼の人柄を偲ばせるものとなっている。

画像:ワンダフル・プラネット!

『ワンダフル・プラネット!』

野口聡一/ツイート&メッセージ 集英社インターナショナル 2010

 宇宙飛行士の野口聡一氏が半年の宇宙生活で撮影した写真集。見たくても、なかなか見ることができない宇宙から見る地球の姿を見ることができる。海、川や雲の流れ、波の動きは生き生きとした地球を感じられ、砂漠や川の色、都市のビル群や夜景はまるでアートのよう。美しい地球の姿が収められていて、いつまでも見飽きない一冊。

画像:テッペン!

『テッペン!』

小野庄一/著 講談社 2014

 深夜午前3時。富士山頂付近では、御来光を見るために頂上を目指す登山者が列をなしている。空は徐々にオレンジ色に変わり、待ちに待った日本一の御来光に登山者は歓声を上げる。写真家の小野庄一氏が9年間、富士山頂から撮影した絶景が収められた写真集。雲海、透き通った青空、夕日、星空・・・。どの写真もテッペンでしか味わえない清々しい景色が広がっている。

画像:絶対風景−絶景でつづる日本列島

『絶対風景−絶景でつづる日本列島』

『風景写真』編集部/編 風景写真出版 2013

 風景写真は、一瞬の美を写し撮るものである。一面の菜の花畑、透き通る青い海、色とりどりの紅葉、雪に覆われ静寂をたたえた山々、ページを捲りながら日本全国の四季折々の写真を見ていくと、日本にはこんなに多くの絶景が存在し、絶景とは私たちの身近にあるものだということをしみじみ感じる。

画像:空を巡る旅

『空を巡る旅』

HABU/著 パイインターナショナル 2013

 写真家HABUは「空の写真家」として世界各地の空を撮影している。空を大事に写している写真家だからこそ、写真特有の魅せる加工がなされていない自然な空を見ることができる。誰もが見ることのできる空だからこそ、どこかで見たことのある空の色が本物だと思える。雲の存在感も素敵だ。巻末には撮影地が掲載されている。

画像:奇跡に出逢える世界の聖地

『奇跡に出逢える世界の聖地』

稲田美織/写真・文 小学館 2014

 この本は聖地をただ写し、その場所の紹介をしているというものではない。掲載されている写真と同じくらい著者の旅した言葉やその地の歴史などが綴られている。合わせて読むことで今まで知らなかった新鮮な気持ちを持つことができる。巻末には著者の旅のヒントが掲載されている。

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