世界編
T.「障がい」とは何か考える
障害者権利条約、シリーズ(巻によって障がいのジャンルが違うもの)など
「えほん 障害者権利条約」
ふじいかつのり/作 里圭/絵 汐文社 2015年
この本の主人公は、障害者権利条約。2006年生まれです。日本が同条約を批准したのは2014年ですが、時間がかかったのは、障がいのある人達自身が、きちんと関連する法律を準備を整備するために頑張ったからです。「誰にとっても分け隔てない社会を作りましょう」という条約の歴史や理念について語られたこの本は、「えほん」とありますが、大人が説明しながら読んであげるとよいでしょう。
「みんなで考えよう障がい者の気持ち」(シリーズ全7巻)
玉井邦夫・青柳まゆみ/監修 学研教育出版 2010年
視覚障がい、知的障がい、自閉症など、それぞれの人がどのような事で困っているのか、どのように手助けをしてもらうことがうれしいのかなどが、絵を用いて分かりやすく説明されています。各巻の最後に社会で活躍している障がいのある人たちの紹介があり、障がいを題材にした映画や本などが掲載されている巻もあります。