浦安市立図書館

バリアフリーのために (どうすればいいのかな)

V.バリアフリーのために (どうすればいいのかな)
@ 点字、手話 (コミュニケーション、情報を得るために)


「しらべよう!りかいしよう!点字の世界 1 点字って、なに?」"

「しらべよう!りかいしよう!点字の世界 1 点字って、なに?」

こどもくらぶ/編 桜雲会/監修 岩崎書店 2010年

五十音や数字、アルファベットなどの点字の読み方をはじめ、点字の本の作り方や点字図書館の説明、目の不自由な人の生活や仕事についての記述もあります。各館の巻頭には実際の点字が打ってあり墨字とともに表記されています。クイズやゲームなどもあり、初めての人でも楽しく点字が学べる本です。全3巻。

画像:「ふれあいの手話 U期 みんなでトライ 1」

「ふれあいの手話 U期 みんなでトライ 1」シリーズ全4巻

丸山浩路・山口万里子著/監修 学習研究社 1998年

手話に興味はあるけれど、どんなふうにチャレンジしていいかわからない、そんな方にお勧めなのがこのシリーズです。「歌」「ゲーム」「詩」「劇」などのテーマで、子どもたちが興味をもって取り組めるように具体的な手話の動作が紹介されています。少しでも手話を知ることで、耳が聞こえない人とコミュニケーションの道を開くきっかけにしてください。 全4巻。

画像:「みんなを幸せにする新しい福祉技術」

「みんなを幸せにする新しい福祉技術 1手話を通訳するタブレット」全3巻

 孫奈美/編著 汐文社 2014年 

 聴覚に障がいがあるために、うまくコミュニケーションがとれない人も、手話を音声にしたり、音声を文字にしたりするタブレットがあれば大丈夫。新しい技術が、新たな可能性を広げてくれます。年をとって耳が遠くなったお母さんとスムーズに会話をしたいと願った社長さんが開発した補聴器など、思いやりからさまざまな機器が生まれています。シリーズ全3巻。

Aユニバーサルデザイン、共用品、車いす、介助犬(快適な生活を送るために)


画像:「さがしてみよう!まちのバリアフリー 1 家のバリアフリー」

「さがしてみよう!まちのバリアフリー 」シリーズ全6巻

橋 儀平/監修 小峰書店 2011年

 家や学校、公共機関や施設など様々な場所が、誰にどっても使いやすくなるバリアフリー。どんな場面でどんな人が困っているのか、解決策となる工夫が写真やイラストを使ってわかりやすく説明されています。誰もが不自由を感じることなく一緒に暮らせる社会を考えるきっかけとなるシリーズです。 

画像:「音のない世界と音のある世界をつなぐ ユニバーサルデザインで世界をかえたい」

「音のない世界と音のある世界をつなぐ ユニバーサルデザインで世界をかえたい」

 松森果林/著 岩波書店  2014年

 高校生の頃に聴力を失った著者は、大学時代に「ユニバーサルデザイン」と出会い、ライフワークとします。「障害者の死亡率は全体の2倍」という統計値がありますが、東日本大震災時に通信手段がなくなり情報が入ってこなくて不安だったという著者の体験談は、災害時に正確な情報をすべての人に迅速に伝えることの大切さについても考えさせられます。

画像:「もうどうけんドリーナ」

「もうどうけんドリーナ」

土田ヒロミ/さく 日紫喜均三/監修 福音館書店 1986年

 盲導犬訓練所で産まれたドリーナは、人間の生活に慣らすためのボランティアをしている家族(パピーウォーカー)に預けられ、その後訓練所で盲導犬になる訓練を受けました。盲導犬は、ほかの犬に吠えられてもしらんぷりして通りすぎなければならないし、ちょっとした段差でも止まらなくてはなりません。ドリーナと一緒なら、目の見えない人も、自分の好きなところへ行けます。盲導犬の役割が分かりやすく描かれた写真絵本です。

 B 支える人々(介護福祉士、伴走者)


画像:「社会福祉士の一日 10代の君の「知りたい」に答えます」

「社会福祉士の一日 10代の君の「知りたい」に答えます」

 WILLこども知育研究所/編著  保育社 2016年

「医療・福祉の仕事見る知るシリーズ」の中の1冊。社会福祉士の職場や仕事内容をまとめ、実際に働いている人の一日に密着したレポートやインタビューが掲載されています。また、資格の取得方法、中学・高校でやっておくべきことや学費・収入・就職のしやすさなどがまとめてあり、実際にこの仕事を目指す子どもたちに役立つ構成になっています。

画像:「伴走者たち 障害のあるランナーをささえる」」

「伴走者たち 障害のあるランナーをささえる」

 星野恭子/著 大日本図書 2008年

 伴走者とは視覚障がいのある方がマラソンを安全に走れるよう、一本のロープでサポートしながら走る人のことです。理想の伴走は、ランナーにそのロープの存在を感じさせないこと。中には、伴走で東京マラソンやホノルルマラソンに挑戦する人もいます。  この本では、視覚障害以外にも自閉症や知的障害を持つ人や義足で走るランナーなど、様々な障害をサポートする人たちが紹介されています。

画像:「まるわかり! パラリンピック パラリンピックってなんだろう?」

「まるわかり! パラリンピック パラリンピックってなんだろう?」

公益財団法人日本障がい者スポーツ協会/監修 文研出版 2014年

 パラリンピックは、オリンピック後に行われる「もうひとつの(Parallel )オリンピック(Olympic)」。障がいがあっても、高い目標を持って努力を重ねたトップアスリートだけが出場できる世界最高峰の大会です。参加する選手の障がいの種類や程度は様々ですが、例えば視覚障がいの選手の試合では、全員が目隠しをするなど、公平に競う工夫もあります。パラリンピックの歴史や競技を通じて、その魅力を語ります。 シリーズ全5巻

画像:「夢を跳ぶ パラリンピック・アスリートの挑戦」

「夢を跳ぶ パラリンピック・アスリートの挑戦」

 佐藤真海/著 岩波書店 2008年

 あこがれの早稲田大学に入学し、チアリーダー部で活躍していた佐藤さんは、19歳で骨肉腫にかかり、右足膝下を失います。でも、生きる意味を失いかけた時に、障がい者スポーツに出会いました。パラリンピックで活躍する選手として大きく羽ばたいた彼女は、一人のアスリートとして、常に目標をかかげて今も活動を続けています。

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