浦安市立図書館
ようこそ庭の世界へ

浦安市立図書館の蔵書は、他の多くの公共図書館と同じく、「日本十進分類法(NDC)」と呼ばれる規則に従って、内容別に分類され、配列されています。図書館では、館内のいくつかのスペースで展示を行い、関連資料をご覧いただくことができるようにしています。展示を行うにあたり、それぞれその分野の基本図書を確認し、必要な資料を補充してコレクションを充実させることも行っています。
社会科学グループは「コレクションを充実させる」という目的に重きを置き、NDCをもとに、社会学(NDC360)、法学(320)、政治学(310)、経済学(330)、民俗学(380)の展示を企画し蔵書を確認してきました。今回は、産業分野からNDC620の「園芸・造園」を取り上げ、複数の典拠から古典とみなされる基本図書をリストアップし、さらに近年出版された代表的と思われる資料を確認しました。
「園芸・造園」は、身近でありながら奥深い分野です。特にプロの技からなる庭園や公園は季節ごとに美しく姿を変え、コロナ禍の私たちの心に安らぎを与えてくれています。今回の展示では、日本と世界の伝統ある庭園・公園の、歴史や特徴などがわかる資料と、それに情熱をかける作庭家、庭師、園芸家といった人々についての資料を中心にご紹介します。図書館の蔵書で知識を深めるとともに、ひとときの癒しを感じていただければ幸いです。

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