浦安 ―変化を乗り越えた街―
平成23年3月11日 東北地方の太平洋沖で巨大地震が発生しました。
浦安市も大きな揺れに見舞われ、とくに新町地区や中町地区では液状化が発生し、道路の地割れや陥没などの被害を受けました。また、市内の水道、ガス、下水道のライフラインは大打撃を受け、その応急復旧が完了するのに1ヶ月を越える時間が必要でした。
過去、浦安は三方を水に囲まれ、度々、水害に見舞われる半農半漁の小さな漁村でした。しかし、公有水面埋立事業を機に街のスタイルが変化しました。地下鉄東西線の開通、漁業権の放棄、埋立地開発などの街づくりを進め、今日の浦安市の姿である東京ベイエリアを代表する住宅都市、観光都市にに大変化を遂げました。
今回、図書館では浦安が乗り越えてきた大きな変化をテーマに取り上げ、浦安の歴史をご紹介します。今、浦安は街の復興に取り組んでいます。図書館が所蔵する資料が街の復興への一助になれば幸いです。